自分の価値を高めるための働き方

フィリピン在住の日本語話者

フィリピンに住んで日本語カスタマーサポートや日本語コールセンターで
働くと、日本語の話せるフィリピン人の方々と一緒に同じ業務をする
ことになるでしょう。

彼らは、同じ国の人々より何倍も稼ぎます。

日本に住んでいた人もいれば、父親が日本人という方もいます。

独学で日本語を学び、高いポジションに就いている人もいます。

日本語って難しいから相当な努力をしたのでしょう。

日本人はラッキーですね。ほんの少し英語話せるだけで、
とてつもない努力をした方と同程度のポジションに就けるのだから。

国内外で見つけた新しい価値

もちろんラッキーかどうかは自分の考え方次第だとは思います。

わたしも日本に生まれた日本人はそれだけでラッキーだと思っていましたが、
2023年2月1日(水)のNHK『クローズアップ現代』を見て考えが変わりました。

永住者も含め海外に長期滞在する日本人は2022年、およそ130万人。この20年で6割増加しました。

オーストラリアでも介護現場には人材不足が深刻で、日本の若者たちが働いている。
日本で看護師として働いていた藤田さんは、オーストラリアで月収80万円を稼ぎ、
将来の選択肢を広げるために医療専門の英語を勉強している。

そんな充実した生活を送っている藤田さんは、以前は日本で残業で疲れて自分の時間も
持てない状態でありながら給料は今の3分の1以下の月25万円ほどだったそうです。

30年前から世界的にみても日本だけが給料が上がらず、将来も上がる見込みはない。

一方で世界では多くの国が著しい経済成長を遂げている。

未来を変える一歩:生活向上と給与アップのための具体的な手段

もう少しいい生活がしたい、もう少し給料を上げたい、将来が不安。
自分の時間を持てる生活がしたい。

そう思う人は少なくないと思います。

自分という商品の販売価格(価値)を上げるには、どうすればいいでしょうか?
スキルや資格を取る、経験値を上げる、社歴を上げてから転職、今までの経験を
生かしてフリーランスになどなど

同様に給料の高い国または生活費の安い国に行くという選択もあります。

どれも正解だと思います。

ただ一つ、『何も変えない』ということを除いては。

海外で働く方法

1.ワーキングホリデー制度を利用する 

ワーキングホリデーとは、旅行と労働を組み合わせた長期滞在型の留学プログラムの一つです。
18歳から30歳までの若者を対象に、特定の国で最大1年間滞在し、現地でのアルバイトや
仕事を通じて現地の文化や言語を学びながら、その国での生活を体験することができます。

一般的に、ワーキングホリデーは、参加するにあたり、申請費用や必要書類の準備、
滞在先の手配などに一定の費用や手間がかかることがあります。
また、現地での生活費や滞在中の健康保険なども必要です。

なお、ワーキングホリデーのプログラムは、国によって異なります。
主要なプログラムは、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ
などがあり、それぞれの条件や要件、制度については公式サイトや大使館などで確認することが大切です。

2、やはり給料の高い国にチャレンジする

今の自分はどのくらい稼げるのかを色々調べてみることもおすすめします。

また、このスキルがあればこれだけ稼げるといったことがわかれば、
スキル習得の励みになるのではないでしょうか?

一般的に給料の高い国と言えばアメリカ、スイス、シンガポール、ドイツ、オーストラリア
などが挙げられます。

ただし、これらの国々でも、外国人労働者に対する雇用条件やビザ取得の難しさなどがあるため、
詳細な情報を収集することが重要です。

また、日本人の場合は、日本国内での就業と比較して、外国での労働環境や文化、言語などに
適応することが必要になることも覚悟しておく必要があります。

フィリピンもおすすめ

その国の文化や生活などを学べる点ではどの国も同じですが、総合的にみると
私が今現在住んでいるフィリピンは以下の理由でおすすめできます。

英語で生活できる

フィリピンが他国に比べて優れている点の1つに、英語教育の普及が挙げられます。
テレビが大好きなフィリピン人。英語の番組もたくさんあります。
タクシーの運転手さんでも英語話せます。
何年も英語勉強しても話せない日本人とは違います。

日本人のイメージ

フィリピン人は、日本人に親日的な国民性があることでも知られています。
日本語教育も盛んです。JLPT受験人数は年間1万人いるらしい。
日本人に対する好意的な姿勢が期待できます。これは非常に心強いことですね。

生活コスト

フィリピンは日本に近く、多数の直行便があるため、他の国に比べて移動の手間、時間、
費用が少なくて済みます。

生活費はイメージよりは安くない、が本音です。私の場合は奥さんと子供の3人暮らしで
月6万~8万ペソで暮らしています。(日本円で145,000~195,000)

フィリピンで働く日本人の業務内容

BPO(Business Process Outsourcing)の仕事が多く在宅業務の仕事もあります。
フィリピンで働くことで、ある程度英語が話せて、ある程度パソコンが使えれば、現在よりも
高い役職に就ける可能性があります。これは、キャリアアップに向いていると言えます。

以上のように、フィリピンは英語教育が普及していること、日本人に対する親日性が高いこと、
コストパフォーマンスが高いこと、キャリアアップに向いていることなど、多くの魅力的な
点を持っています。フィリピンでの生活に興味のある方はぜひ一度足を運んでみてください。