義務化となった携帯SIM登録
フィリピンでの携帯電話SIMカード登録義務化
フィリピンのすべての携帯電話の所有者は、
犯罪防止のためSIMカードを登録することが義務付けられました。
ですのでSIMカードの紛失や盗難にあった場合は速やかに
携帯電話会社に通知することが求められます。
観光ビザの方は有効期限が30日しかありません。
ビザ延長のたびにSIMの延長手続きをしなければなりません。
GCashやSNSに紐付けされている場合は番号を喪失すると大きな痛手ですね
登録内容を偽った場合は実刑+最大30万ペソの罰金があるので、
知り合いに登録してもらうのもリスキーです。
GlobeでのSIM
Globeでの登録方法について解説します。
Globeの公式から登録する場合とアプリのGlobeOneを使う方法があります
GlobeOneについてはこちら
GlobeOneを使って登録した画面登録前なので
『Unregistered』と表示されています
赤い※のところは記入必須
名前や性別生年月日を記入
上部のRegistration Typeによって必要な証明書が
変わります。
Foreigner-Residentであれば住居の証明写真
(私はPhilHealthの写真をアップしましたが、これでいいのかは不明)
次にパスポート番号入力、パスポートの写真、
顔写真、外国人登録証(ACR I-Card)の写真をアップしました。
Foreigner-Working ResidentであればACRのではなくAEPの
写真が必要となります。
次にチェックをいれてSubmitをクリック
登録完了の画面になります
その後、テキストでお知らせが来ます。
登録後にGlobeOneにログインするとステータスが
『Registered』に変わっています。
今後どうなるのでしょうか?
旅行、語学留学などでの数か月滞在なら使い捨てSIMと割り切り、
電話番号認証が必要な物は使わない生活をするか、それとも
少しでも快適な生活にするためにForeigner-Residentで登録が
できるようにするのか。
今後、この制度を悪用した犯罪も考えられます。
例えば外国人に高値でSIMを売り、その後本来の所有者が紛失届出して再発行する。
仮にそれが発覚しても被害者外国人はSIMを不正に買ったことが公になれば
実刑+最大30万ペソの罰金のため訴えることを躊躇うでしょう。
そんな『相手に訴えられないSIMスワップ詐欺』
またSIMを売り、その購入した外国人を強請ることも可能ですね。
犯罪を防ぐための制度によって新たな犯罪が生まれてしまう。
という皮肉な結果にならないことを祈ります